イラスト
- 2024/01/15 00:00
- カテゴリー:イラスト
(1)まず最初は「アタリレイヤー」。
アタリ線を描きます。
納得がいくまで「アタリ2」「アタリ3」と
精度をあげていきます。
ここでのポイントは「テーマを決める」こと。
「金髪エルフのパンチラを見たい!!」
というテーマで描き始めています。
パンツの面積は可能な限り大きくしたかったので
ローアングル一択です。
ここで1日寝かせます。翌日あらためて見ます。
(2)納得がいくアタリ線が引けたらそれをなぞって
「線レイヤー」を描きます。
ここでのポイントは「とにかく太くクッキリと」!
(個人的好みの問題があるので何が正解ではない)
(3)「色レイヤー」を作って塗ります。
私は線の隙間を作らない描き方なんで
バケツツールでペタペタするだけで完了します。
個人的に一瞬で終わる工程。ここでのポイントは
「ベース・アソートカラーを意識する」こと。
基本は2色に絞る。補色関係は避ける。
瞳のカラーを彩度MAXにすることで目力を高めます。
逆に瞳以外は彩度の高い色を使わないようします。
(4)「影レイヤー」を作って塗ります。
光の方向を意識するのは当然として。
ここでのポイントは
「影でも温かみのある色を選ぶこと」。
たとえば、金髪ならオレンジの暖色系が合う。
(5)「つやレイヤー」でつやを入れていきます。
ココでのポイントは「つやでも目線誘導が出来る」。
瞳に誘導するように入れていきたいところです。
(6)「色トレスレイヤー」で色トレスします。
色トレスっていうのは線にも着色して
透明感を高めようっていう着色のテクニック。
質問者さんの言ってたのはココですかな。
自分は一旦まず一番多い色で全部を色トレスします。
線レイヤーを範囲選択して、バケツでバーッと。
今回で言うと金髪キャラなので赤茶色ですね。
で、緑色の服と、ブルーの瞳みたいな小さい部分を
個別に塗ります。透明感が上がってきますね。
(7)まだ終わりじゃないです。
「髪グラデーション」レイヤーを作成します。
髪にグラデーションを入れることでさらに
透明感がアップします。
塗ったあとに「オーバーレイ」設定をすると
いい具合に滑らかに仕上がります。
本当はもっと入れた方がいいんだろうけど、
自分はアニメ塗り感を大事にしたいので、
あくまで髪だけにしています。
とまぁざっくりはこんな感じで。
もっと目線誘導のテクニックはあるんですが。
陰影とか彩度とか。三分割法とか日の丸構図とか。
ポジティブシェイプとネガティブシェイプとか。
私は人に教えられるほどえらくもありませんので、
興味のある人は私みたいなザコからではなく、
もっと絵の詳しい人から学習してみてください。
イラストの世界、知れば知るほど面白いですよ。
ぜひぜひ。